「梅咲く リモートでの裁判、法律相談の拡大」
2022.02.16|甲斐野 正行
去年は2月15日に梅の開花宣言がされましたが、広島ではまだ開花宣言はされていないようです。
もっとも、下の写真のように、広島市内でも既に梅が咲いているのが見られますので、開花宣言ももうすぐでしょうか。
昨年2月25日のブログで触れました道真忌は来週25日ですが、受験シーズン真っ只中の時期でもあります。
オミクロン株による新型コロナ第6波で外出や人と会って話をすることも依然として制約が多く、特に受験生の皆さんには難しい状況があると思います。
受験生の皆さんに天神様のご加護があらんことを願ってやみません。
ところで、新型コロナで、依然として外出や人と会って話をするのが難しいのは、私たち弁護士や裁判所も同様で、その意味で裁判自体がウェブ会議等によりリモートでかなりの部分ができるようになったのが有り難いということは以前にも書きました。
ただ、それは各地の地裁本庁に限定されたものでしたので、交通の便が悪く、本当の意味でリモートによる裁判が必要な支部、とりわけ島嶼部の支部ではこれを利用できていませんでした。
そこで、ようやく今月14日から、↓の8庁の地裁支部で、ウェブ会議等のITツールを活用した争点整理の運用が開始されました。
新潟地方裁判所佐渡支部
松江地方裁判所西郷支部
長崎地方裁判所壱岐支部
長崎地方裁判所五島支部
長崎地方裁判所厳原支部
鹿児島地方裁判所名瀬支部
那覇地方裁判所平良支部
那覇地方裁判所石垣支部
その他の支部でも、今年5月~7月に運用が開始される予定になっています。
https://www.courts.go.jp/about/topics/webmeeting_2022_0214/index.html
当事務所でも、ホームページ冒頭でご案内しておりますように、リモートでの法律相談も承っておりますが、このところ、リモートでのご相談や打合せを頻繁にするようになっています。
ご希望があればお気軽にご利用ください。