「師走 神社庁もメリークリスマス(^o^)」
2021.12.13|甲斐野 正行
もう師走(-_-;)
今年も大変お世話になり、ありがとうございました。m(_ _)m
明治6年、日本でも陽暦(新暦、グレゴリオ暦)を採用し、12か月を1月〜12月の数字で表すようになりましたが、それ以前の陰暦(旧暦)では、季節感がわかるような和風月名で各月を表現しており、その最後の月を「師走」と呼んでいました。現在でも、これを陽暦(新暦)の12月に当てはめ、「師走=12月の和風月名」として用いています。
なぜ「師走」というのかの謂れについては、最も有名なのは、昔、1年の最後の月に、どこの家でも僧=師を迎えて仏事を行っており、師が東奔西走して忙しかった様子からついたというのでしょうが、それ以外に1年の四つの季節が終わる月のため「しはつ(四極)月」といったところから「しはす」の名ができた、という説もあるようです。
いずれにしても、年末のせわしない雰囲気が、「師走」という字によく現れていると感じられるためか、他の和風月名と比較して、現代でも普通に通用していますね。
ところで、12月といえば、クリスマスで、キリスト教国とは言えない日本でも、一大行事となっています。
イエス様の誕生日自体が不明ですので、12月25日がイエス様の誕生日というものではなく、あくまでイエス様の降誕を祝う日であり、12月25日という日にちは、キリスト教以前のローマ歴やミトラ教の冬至に由来するとも言われていますが、日本では、そんな細けーことはいいんだよ、という感じで、宗教を離れたイベントとして定着してしまいました。
この写真は、ボケてますが、神社庁が出しているカレンダーで、12月のところに、
「Merry Xmas」と印刷されています。
八百万の神のひと柱として、神社庁でも認識されているのかもしれませんが、神社庁でもクリスマスは無視できない季節の風物ということなのでしょうね。