弁護士の紹介
裁判官としての経験を活かし、
高次脳機能障害等の重篤な
後遺障害の事故事案、クレーマー対策、
知的財産関係を含めて幅広く対応
甲斐野 正行
- 交通事故(特に高次脳機能障害その他の難しい後遺症)
- 一般民事(離婚や遺産分割など家事も含む)
- 企業法務(契約書、コンプライアンス指導、
クレーマー対策ほか) - 知的財産
- 債務整理(破産や管財を含む)
裁判官として16年間勤務し、この間、民事(家事を含む)を9年、刑事を7年担当してきました。広島では、退官するまで5年間刑事裁判を担当して、報道されることも多かったので、刑事事件のイメージが強いかもしれませんが、広島に異動するまでは民事事件を担当することが多く、交通事故や医事、建築関係も含めて一般民事、行政、労働あらゆるタイプの事件につき幅広く経験を積ませていただきました。
特に印象深いのは、初めて一人で裁判をすることができるようになった平成9年4月からの神戸での勤務で、この頃は阪神大震災からまだ間がなく、震災により明らかになった建築瑕疵の事件、貸主も借主も被災者になった状況での不動産の賃貸借関係の事件などが多数あり、それまであまり議論がされていなかった問題や平時とは利益状況が異なる問題が山積していました。このような問題を理屈の上でも、結論の妥当性の上でも納得のいくように解決すべく腐心したことは(うまくいかなかったことも含めて)、まだ経験の浅かった私にとって、かけがえのない財産となったといえます。
みなさんが抱える問題も、それぞれ特有の事情があるはずで、簡単には割り切れない新しい問題、難しい問題を含むことがあるかもしれませんが、できるだけ工夫してその事情にふさわしい解決をするのが私たち法曹の役割であり、妙味といえます。
また、弁護士となってからは、クレーム対応、契約書指導等の企業法務や知的財産関係に関わることが多く、改めて私たちの仕事の裾野の広さを実感しています。
裁判官としての経験を活かして、みなさんのお力に少しでもなれればと思っていますので、よろしければ当事務所をお訪ねください。
主な経歴
昭和36年 | 広島県生まれ |
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昭和55年 | 私立修道高校卒業 |
昭和62年 | 東京大学法学部卒業 |
平成 元年 | 司法試験合格 |
平成4年 | 判事補(裁判官)任官 |
平成14年 | 判事(裁判官)任官 |
平成20年 | 広島弁護士会に弁護士登録 |
平成20年 | 弁護士法人広島メープル法律事務所入所 |
平成30年 | 学校法人修道学園監事 |
令和5年~ | 日弁連懲戒委員会 |
令和6年 | 広島市中区選挙管理委員長 |
主な公益・弁護士会活動