弁護士の紹介
現場感覚を大切にして、
交通事故では高次脳機能障害事案、
企業法務では反社会的勢力排除、
悪質クレーマー対策をライフワークとする
中井 克洋
- 交通事故等被害者事案
(特に高次脳機能障害その他の難しい後遺症) - 企業法務(反社会的勢力排除・悪質クレーマー対策、コンプライアンス指導ほか)
- 一般民事(離婚や遺産分割など家事も含む)
- 債務整理(破産や管財を含む)
弁護士になって30年以上たちますが、私のライフワークはどうやら高次脳機能障害を中心とする交通事故被害者事案と、反社会的勢力排除・悪質クレーマー対策を中心とする企業法務になったようです。
まず高次脳機能障害を中心とする交通事故被害者事案ですが、弁護士になってからまもなく高次脳機能障害事案を扱いはじめ、その後、広島をはじめとして全国の高次脳機能障害の患者やご家族のみなさん、高次脳機能障害の専門の医療関係者の先生方と出逢って、たいへんお世話になってきました。いつも感じることは、資料を書面などで読んだだけで頭に思い描く事実と、実際に自分の目や耳で確認した事実とは印象が全く違うことが多い、ということです。例えば、高次脳機能障害の患者やご家族の本当の状況は、医療記録や日記などを読んだだけではわからず、直接自分で確認しなければ実感できません。 交通事故の事故現場も一緒です。実況見分調書を読んだだけではどうしても現場の本当の状況はわからず、現場に行って初めて発見できることが多くあります。
次に反社会的勢力排除、悪質クレーマー対策を中心とする企業法務ですが、平成13年秋に松江で開催された日弁連民事介入暴力対策島根大会の準備に広島弁護士会民事介入暴力問題対策委員会の委員として「行政対象暴力の対策研究」に関与して以来、いつのまにか、どっぷりと「ミンボーの男」になってしまいました。その後、暴力団をはじめとする反社会的勢力を相手とする事件や施策立案に関与していくうち、全国の弁護士会民暴委員や警察、検察の人たちにたいへんお世話になってきました。この活動の過程でも、内容証明などの書面のやりとりだけでなく、実際に相手と交渉するほうが迅速で有効な解決策となることをいつの間にか身をもって感じるようになり、やはり現場対応の大切さを知りました。
このようにやはり弁護士は現場対応が大切です。頭で知ったつもりと、実体験とは全く違います。現場感覚を大切にしてこれからもご助言や事件処理を迅速かつ丁寧に行っていきたいと思います。
主な経歴
活動活動活動
昭和37(1962)年3月 | 広島県生まれ |
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昭和55年3月 | 私立修道高校卒業 |
昭和61年3月 | 東京大学法学部卒業、生命保険会社入社 |
昭和63年3月 | 体調を崩して生命保険会社を退職し、司法試験勉強を始める |
平成3年10月 | 司法試験合格 |
平成4年4月 | 第46期司法修習生 |
平成6年4月 | 広島弁護士会に弁護士登録 |
平成8年4月 | 2年間の勤務弁護士をへて、中井法律事務所開業 |
平成14年~ | 脳外傷友の会広島シェイキングハンズ顧問 |
平成16年8月 | 根石弁護士と共同化し、中井根石法律事務所設立 |
平成16年10月 | 中井根石上椙法律事務所に名称変更 |
平成18年3月 | 広島メープル法律事務所に名称変更 |
平成20年8月 | 弁護士法人へ改組 |
平成19年~令和5年4月 | NPO法人高次脳機能障害サポートネット広島副理事長 |
主な公益・弁護士会活動
平成13・14年度 | 広島県外部監査人補助者 |
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平成15年度~平成19年度 |
広島弁護士会民事介入暴力問題対策委員会副委員長 |
平成21年度 | 広島弁護士会副会長 |
平成22年度 | 中国地方弁護士連合会常務理事 |
平成16年度~平成19年度 |
日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会副委員長 |
平成20年度 平成22年度~平成29年度 |
広島弁護士会民事介入暴力問題対策委員会委員長 |
平成30年度 令和元年度 |
日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会委員長
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令和4年1月 |
法制審議会刑事法 (マネー・ローンダリング罪の法定刑関係)部会幹事 |
令和4年6月~現在 |
公益財団法人暴力追放広島県民会議理事長 |
令和4年7月 |
法制審議会刑事法(犯罪収益等の没収関係)部会幹事 |