交通事故(立証責任)の話【№2】
2016.11.07|根石 英行
実際は、加害者側の保険会社がある程度調査することはあるでしょうが、究極の建前は、被害者側で調査し、説明し、資料を用意しなければならないのです。相手の保険会社の査定や調査に不満があれば尚更です。事故に遭った上に、自分は悪くないのに、あの資料を用意しなければならない、この書類を用意しなければならない。面倒で、理不尽に思われるかもしれませんが、法律の建前がそうなっている以上、きちんと事故の損害の補償を受けるためには、被害者としての行動が必要になってくるのです。
【おわり】