「YOSHIKIさん 格付けのアメリカンジョーク?」
2022.01.20|甲斐野 正行
正月バタバタしていて、やっと楽しみにしていたテレビ朝日の芸能人格付けチェック!2022お正月スペシャルを録画でじっくり拝見しました。
例年のGACKTさん枠をX JAPANのYOSHIKIさんが一人で担当し、全問正解で期待どおりのご活躍でした。
ところで、その番組中で、YOSHIKIさんがデザインされたクレジットカード、所謂「YOSHIKIカード」が共演者と話題となり、お笑いの「見取り図」盛山晋太郎さんが、僕らにも入れますかね、と質問したのに対し、YOSHIKIさんが、もっと体重を増やせば、と答えたところ、盛山さんがその返しに戸惑い、YOSHIKIさんが、苦笑して、冗談です、と言い直して、笑いとしてうまく拾えなかった場面がありました。
その話の前に、盛山さんのガタイがよく、ラグビー選手のようだと話題にしたことを前提としていて、日本語としても、冗談として分からないではなかったところですが、私より英語ができる家族が、これはロス在住のYOSHIKIさんらしく、英語のしゃれで考えたのではないかね、と指摘しました。
私には、へー?でしたが、例えば、ここは英語で”if you gain more”と言えば、この”gain”で「稼ぐ」と「(体重が)増える」の二つの意味を持たせられることから、クレジットカードの収入要件として「稼ぎ」を上げることと、盛山さんのガタイがいいのをいじって、それではまだ足りず今以上にもっと太れば、というのを掛けたジョークのつもりだったのではないか、ということです。
確かに、クレジットカードに加入できるかは(そのグレードによっては)収入が要件となることも多く、それをストレートに言ってしまうと嫌らしくなってしまいますので、こういうジョークで返すというのはスマートで、YOSHIKIさんらしいように思われます。
しかし、これを日本語で言うとなると、このしゃれができず、「もっと稼げば」では冗談にならないので、盛山さんをいじる意味での「体重が増えれば」、と言うしかなかったのでは?
YOSHIKIさんは、僕はギャグは駄目ですね、と言って、その意図を詳しくは言いませんでしたが、ジョークを解説するのは野暮ですし、英語の発想から入ったのがよくなかったと自省されたのかもしれません。
知らんけど。