「正義のセ」
2018.05.31|吉村 友和
先日、「正義のセ」というドラマを見ました。
阿川佐和子さん原作の、女性検事・竹村凛々子が主人公の作品です。
検察官が主役のドラマといえば、木村拓哉さん主演の「HERO」を思い浮かべる方が多いのではないかと思われます。
「正義のセ」は、「HERO」とは違い、凛々子の自宅での生活ぶりや彼氏らしき人との仲むつまじいメッセージ交換があったりと、検事としての執務を離れたシーンも垣間見ることができ、検事の人間味というものをより感じさせてくれる作品なのだと思います(ちなみに「HERO」では、私は劇中で久利生公平の私生活を垣間見た記憶はありません。)。
しかし、いずれの作品にしても、検察事務官がしっかりしているということが際立ちます(「HERO」であれば、松たか子さんや北川景子さん、「正義のセ」であれば安田顕さん)。
とくに「正義のセ」では、思い込みが激しかったり、感情的になりやすかったりする若手検事をコントロールして一人前の検事に成長させる、いわばお目付役ともいえるような役割を担っているように思えます。
おそらく、現実の検察官ライフとは少々かけ離れた設定になっているとは思いますが、最後まで楽しく見たいと思います。
以 上